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エリザベス女王杯・勝ちにいく男達

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  アス競馬 熱き想いの男達 …昨年の9月に崩御されたエリザベス女王に捧げたいレースが日本にある… 自国民はもちろんのことヨーロッパ諸国やアメリカに日本、いや、世界中から愛された親愛なる女王に、昨年行われたこのレースでターフ上から追悼の意を捧げたかった…しかし…それは叶わなかった。 …ならば再び!…と…1年の時を経た今、あの時の無念を忘れずに強い意を持ち続けて来日してきた世界のトップジョッキー R.ムーア 。 『 このレースで彼女と共に戦うために来日した 』…そう、彼は昨年のエリザベス女王杯で彼女の強さを知り、今年は念願が叶ってパートナーを組むことができた。 いわば、このレースを勝つために彼は来日してきたということだ。 エリザベス女王の名がついたレースはイギリス人ジョッキーの手で制さなければならない。 女王が国民を愛されたように、我々も女王をお慕いしていたのだ。 故に、女王とゆかりの深いこの国のこのレースで追悼の意を示すのが私の務め。。。 これは私のプライドを賭けた戦いとなるだろう。 イギリス代表として、このレースだけはなんとしてでも私が制す! 「 ちょっとまってください! 僕を忘れていませんか? 」 イギリスといえばR.ムーアと日本の競馬ファンなら誰でも想像するだろう。 だが、今や時代は変わろうとしている。 いつの時代も新しい力が新時代を切り開いてきたように、ここイギリスの競馬界でも突風のごとく力強い新しい風が世界へ飛び立とうとしていた。 いったい何が言いたいのかって?……それは…… イギリス競馬のリーディングトップ3にまで急成長している25歳の若武者を無視してはいけない…と、いうことだ。 日本の競馬に憧れて短期免許を取得した昨年、彼が得たものは計り知れなかった。 想像していた以上、いや、それをも凌ぐほどに日本競馬の素晴らしさを体験し、 同時に日本文化に深く感銘を受けた彼は瞬時にして心をわしづかみにされてしまった。 自国に帰るや早々「1度は日本に行ったほうがいい!競馬だけでなく素晴らしい国です!」と、ライバル騎手たちに向かって口にしていた彼。 その興奮冷めやらぬ熱い想いが新たな決意となり、再び日本の地を踏むために自国で騎乗技術の向上に励んだ結果、見事に今年も短期免許を取得した。 当然、物見遊山ではない。 そして、初来日だった昨年とは目標とするものが違う。 日本で実