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天皇賞・秋 2強に逆らう必要ナシ!

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  アス競馬 ついに待ちに待ったイクノイックスとドウデュースの直接対決が見られる! そんな思いで秋の天皇賞を楽しみにしているファンの方は多いのではないでしょうか? そして、2強を知る大の競馬ファンならきっとこう考えているはずです。 「強いのはどっちだ?」…と。 さらに、「間に入ってくる馬はいるのか?」…とも。 今回はそんな疑問についての見解と、2強に続く有力馬及び当ブログでの本命馬を紹介していきますので参考にしてもらえたら幸いです。 天皇賞・秋 2強に逆らう必要ナシ! 競馬に絶対はナイとよく言われていますが、今回は11頭立ての小頭数で行われる秋の天皇賞。ハッキリいって今回ばかりは紛れはナイでしょう。 なぜならば、ドウデュースが展開やペースに関わらず後方からレースを進める馬ということがこのレースにとって展開を紐解く大きなポイントとなるからです。 そして、ドウデュースよりも自在性があり立ち回りの上手いイクノイックスがダービーでの雪辱を果たそうと考えているのは明白で、確実に勝つためにはドウデュースよりも前で競馬をすることが考えられるということを踏まえたものが 【 展開の紛れがナイ最大の根拠 】 となります。その推測理由をダービーのレース内容と今回のレース前に2人のジョッキーが放った言葉の端々から感じとれた真の意味とあわせて解説していきましょう。 イクノイックス 国内外と合わせてG14連勝中で、 世界ランク1位の称号を受けるほ どの強さを見せつけている。 適距離の2000mで最大のライバル を迎え撃つ 昨年行われたダービーのレースVTRを何度も見返したところ、直線で3度ほどヨレながらも末脚を爆発させたドウデュースに対して、勝ち馬をマークしながら直線に入ると真っ直ぐに末脚を伸ばしたにも関わらず差し切れなかったイクノイックス。 この時のルメールはダービーでの最大のライバルはドウデュースだと認識していましたが、皐月賞で第3の馬と見ていたジオグリフに足下をすくわれたことでダービーではライバルを直接マークする戦法を選択しました。 ルメールとしては確勝を期した策といえるでしょう。…が、直線に入ると何度もフラつきながら真っ直ぐに走れないドウデュースを後ろから抜き去ろうと必死で追い出すもなかなか抜けず、結局最後までライバルを抜き去ることが出来ません。 結果はわずかにクビ差のように感じますが

菊花賞・距離適正がものをいう!

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  アス競馬 今週の火曜日に【 緊急ブログ 】として今年の菊花賞の本命馬をご紹介しましたが、今回はその本命馬の相手となる馬を探していきます。また、前回のブログをご覧になりたい方は下記のリンクをクリックしていただければ閲覧できますので、是非1度目を通していただけると幸いです。 菊花賞・夏を越して激変した1頭 (はじめに私の見解の方針として、今年は春の実績組の方が優位だということと、条件戦を勝ち上がってきた馬はこれまでに重賞に挑戦した・又はクラッシックにつながるリステッド競争を経験したことがある馬でなければデータ上では厳しいという結果を踏まえながら予想を進めていきます。) 菊花賞・距離適正がモノをいう (現代競馬では長距離血統ではなくコース適性と騎手の距離適正で決まる!) 京都コース過去8年で馬券になった24頭のデータ ここで1番注目しなければいけないのが菊花賞では関西馬が圧倒しているという紛れもない事実でしょう。 近年では皐月賞馬とダービー馬が距離適正を重視して菊花賞に出場しない傾向が続いているとはいえ、昔から長距離を得意としていた関東馬の成績が著しく悪く、京都で行われた過去8年間では僅かに3頭しか馬券内に絡むことができていません。 本来ならばG1馬が不在だった菊花賞という3歳馬の長距離レースでは関東馬にとっては大きなチャンスとなったはずですが、地元ともいえる関西馬には歯が立たない傾向にあるようです。 近代競馬の傾向なのか、もはや純粋な長距離血統を重んじた生産馬よりもスピードとキレ味を追求した血統が主流となっている現在では、菊花賞という難関レースに適した馬が数少ないということが数字として表れているのでしょう。 また、名伯楽といわれた調教師の方々が続々と引退してしまった影響もあるのでしょう。彼らは春の天皇賞と菊花賞を勝つことをこの上ない名誉とされていた時代の中、強い馬作りに没頭してきた【時代を生きた名人】であったのですから、彼らの引退とともに現代競馬にみあった馬作りへと移りゆくのも仕方ないことなのかもしれません。 しかし、よくよく考えてみると競馬界全体がそういった馬作りをしているわけであって、そこには関西馬と関東馬の差は生じないはず……💦💦💦 そうだとしたら、関西馬が圧倒的な成績を残している要因は何か?と、考えたところ、行きついた先が騎手のコース適性だということに

菊花賞・夏を越して激変した1頭

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  アス競馬 先週の秋華賞ではリバティーアイランドが見事に3冠を達成しましたが、まさに完勝という言葉が相応しい勝ち方でレースを見ていて気持ちが良いほどでした。 パドック中継を見た直後に「リバティーに死角なし!」と tweet するも、対抗馬として当ブログで挙げたドゥーラはハーパーと僅差の4着という結果に。。。 本来リバティーがした競馬をドゥーラがするものと予想していたのですが、リバティーをマークするあまり逆に外を塞がれてしまい、3冠馬が動いたときには既に直線にかけるしか選択肢が残されていなかったのが結果として現れたようです。 言ってしまえば、 『本来やりたかったレース運びをリバティーにやられてしまった』 ということですが、たとえそれが出来ていたとしても勝つ確率は相当低かったと断言できるほど3冠牝馬は強すぎました。 若い斎藤騎手のレース後コメントでも、 「ドゥーラ本来のレース内容ではなかった…」 と言っていたように少々騎手のほうが気負い込み過ぎたのかもしれませんが、 今後、このG1での経験が彼にとって活かされてくるのを願うばかりです。 さて、今週はいよいよ3歳牡馬の3冠戦最後となる菊花賞が行われますが、今回ばかりはデータとの照らし合わせの前に【  菊花賞の軸  】となる馬を緊急に挙げておきます。 菊花賞の本命馬 言わずと知れた今年のダービー馬で「面白みがない」と言われそうですが、1週前の追い切り映像を見ていて確信に近いものを感じてしまったため、彼を本命馬として信じる決意をしました。 では、何を持って確信という言葉を使っているのかという説明をしますと、 【 夏を越して馬が大きく変わっている 】 ということが最大の理由です。 私自身、馬の成長を映像から感じるということはほとんど無いのですが、昨年の天皇賞(秋)のパドックで イクノイックス が激変していることを Tweet した時と同じくらい1週前の追い切り映像からそれを感じ取れたため、数少ない自分の sixth  sence を信じて早々と彼を本命にしたというのが本音です。 映像から感じとれた馬体からの威圧感・スピード感・強靱な体幹・そしてなによりも馬也調教ながらも凄みさえ感じられる秘めたる爆発力。 正直なところ、追い切り映像でこれほどまでに惚れ込んだのは今回が初めてのことなのですが、データの検証よりも久しぶりに感じた自分

秋華賞・混戦の2着争い

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  アス競馬 10月9日の京都大賞典では重馬場が影響してしまい【買いの1頭】として筆頭にあげたヒートオンビートは直線で伸びることなくレースを終えてしまいました。 騎乗した川田騎手のコメントでも『 デキは良かったのですが馬場がすべてです 』と悔しがっていたように、当日のヒートオンビートはスッキリとした好馬体でケチのつけようがない仕上がり具合だっただけに残念です。 それでも当予想で2列目に挙げた2頭のプラダリアとボッケリーニが1・2着を決めてくれたので、予想の内容としては的を得ていたように感じています。 (  京都大賞典買いの1頭  参照 ) ただ1つ、大きな見当違いをしていたのが京都コースの重馬場でした。 長期間をかけて改修した京都コースの馬場も、中山や阪神と同じように水はけが良くスピードが殺されない馬場へと変わっているはのでは?と推測していたのですが、むしろ3コーナーの急坂を過ぎ4コーナーの終わりからゴールまでの間は脚もとを取られるような力のいるコースへと急変するため、より一層重馬場適性が重要となる馬場のようです。 今後は今回の反省点を活かし、京都コースが重馬場となった日には適正(コース・重馬場)を重視しながら予想と向き合わなければいけないと反省しています。 特に秋華賞と菊花賞に関しては注意深く天気の変化を見守りながら予想を進めていくことを心がけていきます。 秋華賞・混戦の2着争い 混戦を断ち切るために勝ち馬を予想する! 今回の秋華賞の主役はもちろん リバティーアイランド で疑いようがないでしょう。 無事に走り抜けば必ず牝馬3冠を手にするはずです。それぐらいに抜けている存在なので、いくら私が穴好きといってもさすがに抗うつもりはありません。 彼女に死角があるとすれば京都の重馬場くらいのものですが、筋肉質で前後の脚がさほど長くない彼女にとってはたいした脅威とはならないでしょう。 しかし、2着候補は大混戦といっても良いほど予想するのが難しい状況です。 紫苑S を勝った モリアーナ は鮮やかだったですが、どちらかと言えば ハマった感が強い レースだったようにも見受けられ、同時に先に抜け出したヒップホップソウルに騎乗していた横山武騎手が勝ちを確信して強く追っていなかったことを父が戒めたようにも見られたレースであり、これを強い勝ち方をしたというのかと聞かれれば少々疑問が残ります

京都大賞典 買いの1頭

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先週は当ブログ内で紹介した有力馬の中から1~3着馬がでましたが、同時に危惧していた美浦組は坂路コースの影響がレースででたのかもしれません。 ( スプリンターズ ステークス  参照) この傾向は短距離からマイル戦までに限り今年の年末まで続くかもしれませんので注意深くパドックを見るしか手のうちようがなさそうです。 その1例として、当日のパドックでよく見えたウインマーベルは関東馬の中では最先着の6着でしたが、得意の急坂でスピードが鈍ってしまいました。本来なら『中山は得意としている』とレース前に陣営がコメントしていたようにコース巧者でありながらの結果ですので信憑性が増した結果といえるでしょう。 また、私が穴の軸馬に選定したピクシーナイトはパドックの状態から元気がなく、加えて筋肉のメリハリも感じられませんでした。 もしかしたら、彼はケガが原因で走る気持ちが薄れてしまっているのかもしれません。残念ではありますが、彼の復活を気長に待ちながら変化を見逃さないよう注視していくしだいです。 私自身、G1では馬券の購入金額のシバリ(千円)を解いて自信に見合った金額を投入したのですが、今回は結果的に荒れなかったので仕方なしというところです。 さて、今週は日曜日に毎日王冠が行われますが、こちらはメンバー構成や実力・データを見ても人気どころで勝負が決まりそうなので、どうみても妙味がありそうな京都大賞典の予想をしていくことにしました。 過去の傾向 (京都開催時のみ過去8年・計24頭のデータ) * 京都では3コーナーの残り800m地点では急激な下り坂になるため、阪神とはかなり異なる競馬が予想されるので昨年と一昨年のデータは参考外と判断しています 上記のデータから軸馬を1頭選定( 勝ち馬予想を軸 )するとなるとさらに絞り込む必要があります。 まず、【G1実績馬】ですが、こちらのデータはG1で1着~5着までの入線した経歴がある馬が当レースで3着以内に入線した内容のものとなっています。 これを1着馬に限定すると【G1優勝馬】へと限られたものになり、【今年は1着馬候補が決まっている 】 という結論にたどり着くことになります。 さらに追い打ちをかけるように、年内に重賞勝ちがあって優勝した馬のうちG1以外で勝ち星をあげていたのは2013年のヒットザターゲット・翌2014年のラストインパクトの2頭しかいません。