投稿

11月, 2023の投稿を表示しています

チャンピオンズC・穴党の血が騒ぐ1頭

イメージ
  アス競馬 【 ブログ趣旨として 】 著者が競馬を楽しむうえで必要不可欠な要素とは何か? それは、私的にはレースまでにトコトン予想を組み立てること。  さらに、事前予想に加えてパドックでの好不調を見極められればその予想は完成したと考えています。 ですが、それが的中するかどうかは別物で、本命馬がレース中に予想外の展開や不利を受けることもありますし、また、一瞬にして魂が抜けてしまうような 【出遅れ】を目にしたときには思わず TV を turn off してしまいそうになったりもします。 たま~に、スター直後に本命馬が落馬したときには全身が鉛のように固まったりもしますしね。。。(目がイッチャッたりもします…) ただ、それを踏まえたうえで【競馬】という日本最大のエンターテインメントを楽しんでいるのですから、そういったアクシデントに対しての不満といったものが蓄積したことはありませんし、若い頃と違って大金を賭けるようなこともしていないので存分に予想を楽しめていると自負しています。 したがいまして、これからもトコトン楽しめる予想をもとにして穴馬券的中を目指していく次第ですので、ご理解のうえ今後ともよろしくお願いします。 チャンピオンズC・穴党の血が騒ぐ1頭 早速ですが、今回ど~~しても買いたい狙い馬を先に紹介しておきます。 セラフィックコール 前走のVTRを何度も見返しましたが、 末脚の強烈さ ・ ゴール前ではミルコが手を止めるほどの余裕 と、そのどれをとってもG1をアッサリ取れるだけの器の持ち主だと感じています。 そしてさらに確信へと導いてくれたのが1週前追い切りの映像でした。 そのVTRでは朝靄が濃かったのですが、直線の半ばに入ると驚きを隠せないほどの衝撃を受けたものです。 それは何かというと、ダート馬の中では今までに見たことがない 背中の柔らかさ 。 調教映像を見ながら『この馬は尋常ではない!』と、年甲斐もなく少々興奮したほどでした。 同時に中央で破竹の5連勝をしているのは勢いだけではなく、この馬体の柔らかさからきているものだと瞬時に納得させられたのです。 正直なところ、『彼は芝でも走れるのではないか?』と勘ぐりたくなるほどに説得力のある走りをしていました。 余談になりますが、『走りが柔らかいとはどういうことか?』といいますと、 全身をムダなく使って走れる という一言につ

ジャパンカップ予想

イメージ
  アス競馬 世界No1ホースにつきまとう不安要素 競馬ファンならば『 1度は見てみたい! 』と思うような夢の競演が行われるジャパンカップ。 世界No1ホースの イクノイックス VS リバティーアイランド の1戦は、日本のみならず世界中の競馬ファンが注目していることでしょう。 ( 体調の維持を重視した内容の調教からは、上積みは感じられない。ただ、走れる態勢にはあるような動きをしていた) 驚異的なレコードを叩き出した前走の天皇賞・秋では、 イクノイックス の強さに誰しもが驚きを隠せなかったのはいうまでもありませんが、問題はその反動があるかという1点につきるのではないかと思われます。 過去には人気になりながらも目に見えぬ疲れのせいで不本意な敗戦をした名馬も数多くおり、今回のイクノイックスにとっては疲れが1番の脅威となるでしょう。 これは、陣営が『 毎日精査をしているが異常はない 』とコメントしているあたりに、秋天での疲れに対してかなり神経質になっていることが窺えます。 また、主戦のルメール騎手が発した1週前のコメントでは、 「 世界 No1 ホースですから自身を持って乗らなければいけない 」 と、これまでに聞いたことのない発言をしていたことも見逃せません。 このコメントを素直に受け取れば、『 リバティーアイランドは強敵 』といった意味で相手をリスペクトしているようにも受け取れるのですが、これだけの実績があるイクノイックスに騎乗するルメールのコメントとしては少々弱気とも感じ取れてしまうのは私だけでしょうか。。。 もう少し深掘りすると、イクノイックスの適正距離と馬場状態は2000m前後でスピードが活きる馬場がベストと思われ、 J C が行われる今の東京競馬場は1ヶ月前よりもソフトな馬場へと変貌していることも加わり、あのようなコメントをしたのかもしれません。 また、ダノンベルーガ陣営が「 体調をみながら出否を決めたい 」とコメントしていたように、ダメージが抜けきれないほど秋天が過酷なレースだったことを物語っています。  J・モレイラ騎手がダノンベルーガでジャパンカップに参戦するのを楽しみにして来日したことは既に周知の通りですが、【叩き2戦目が本番】と睨んでいた陣営に狂いが生じるほど体力の消耗が厳しいレースだったことから、イクノイックスが万全な態勢でレースに挑んでくるとは思え

マイルCS☆鉄板級の軸馬

イメージ
  アス競馬 先週のレース回顧 先週のエリザベス女王杯では本命にしたブレイディヴェーグが3歳馬とは思えないようなレース内容で勝利するも、対抗に推したサリエラは位置取りが後ろすぎたために届かずという結果に。。。 レース当日には X(旧 twitter )に書いたとおり、( ムーアとマーカンドの2人は京都コースに慣れないと厳しいかもしれない) いやな予感だけが的中してしまいました。 特にサリエラに限っていえばレース後にマーカンド騎手がコメントしていたように、 ( あと200mあれば結果は違っていた )ポジションが後ろすぎましたね。 京都の柔らかくなっていた馬場で1番後ろの方からスゴイ脚を使っていただけに、マーカンド騎手としてはかなり悔しい結果となったのかもしれません。 当ブログでの予想は◎→△→△という結果に終わったので、推し馬が2週連続で馬券内にきたということもあり30点くらいのデキというところです。満点を得るには推し馬と対抗馬から組み立てた馬券での万馬券としていますので、あきらめずに競馬を楽しみながら狙っていきます。 マイルチャンピオンS☆鉄板級軸馬 前回のブログにも書いたのですが、今回は【しがらみ】のフィナーレを飾る騎乗、それも確実な結果を求められる乗り替わりとなった川田騎手が騎乗する セリフォスを大本命 にしましたので、その訳をこれから説明していきます。 理由1    古馬戦線を経て成長が窺える前走のレース内容 セリフォスが古馬混合戦に参加したのが昨年の安田記念からですが、それ以前の同世代での戦いの中では 前目につけて抜け出す というレースをしていました。  この戦い方は王道ともいえる戦法で、リスクが少ない上に現在の日本のターフに最も適した走法といえます。 にも関わらず、古馬との戦いとなった安田記念以降、セリフォスは後方待機で直線に賭けるという イチカバチカの戦法 に変えていたということが、当時は成長途上だったということをあからさまに物語っているでしょう。 そんな中で昨年のマイルCSを見事に優勝しているのですから、彼の能力を疑う必要はありません。 そして今年に入り前走の安田記念では2着と惜敗しましたが、一転して先行策の競馬内容だったことはセリフォスの成長を十分に物語る内容でした。 また、後方から剛脚で追い込んできたシュネルマイスターを僅かでも押さえ込んだのは大き

エリザベス女王杯・勝ちにいく男達

イメージ
  アス競馬 熱き想いの男達 …昨年の9月に崩御されたエリザベス女王に捧げたいレースが日本にある… 自国民はもちろんのことヨーロッパ諸国やアメリカに日本、いや、世界中から愛された親愛なる女王に、昨年行われたこのレースでターフ上から追悼の意を捧げたかった…しかし…それは叶わなかった。 …ならば再び!…と…1年の時を経た今、あの時の無念を忘れずに強い意を持ち続けて来日してきた世界のトップジョッキー R.ムーア 。 『 このレースで彼女と共に戦うために来日した 』…そう、彼は昨年のエリザベス女王杯で彼女の強さを知り、今年は念願が叶ってパートナーを組むことができた。 いわば、このレースを勝つために彼は来日してきたということだ。 エリザベス女王の名がついたレースはイギリス人ジョッキーの手で制さなければならない。 女王が国民を愛されたように、我々も女王をお慕いしていたのだ。 故に、女王とゆかりの深いこの国のこのレースで追悼の意を示すのが私の務め。。。 これは私のプライドを賭けた戦いとなるだろう。 イギリス代表として、このレースだけはなんとしてでも私が制す! 「 ちょっとまってください! 僕を忘れていませんか? 」 イギリスといえばR.ムーアと日本の競馬ファンなら誰でも想像するだろう。 だが、今や時代は変わろうとしている。 いつの時代も新しい力が新時代を切り開いてきたように、ここイギリスの競馬界でも突風のごとく力強い新しい風が世界へ飛び立とうとしていた。 いったい何が言いたいのかって?……それは…… イギリス競馬のリーディングトップ3にまで急成長している25歳の若武者を無視してはいけない…と、いうことだ。 日本の競馬に憧れて短期免許を取得した昨年、彼が得たものは計り知れなかった。 想像していた以上、いや、それをも凌ぐほどに日本競馬の素晴らしさを体験し、 同時に日本文化に深く感銘を受けた彼は瞬時にして心をわしづかみにされてしまった。 自国に帰るや早々「1度は日本に行ったほうがいい!競馬だけでなく素晴らしい国です!」と、ライバル騎手たちに向かって口にしていた彼。 その興奮冷めやらぬ熱い想いが新たな決意となり、再び日本の地を踏むために自国で騎乗技術の向上に励んだ結果、見事に今年も短期免許を取得した。 当然、物見遊山ではない。 そして、初来日だった昨年とは目標とするものが違う。 日本で実